Son La省には、21万haもの作物栽培農地があるが、このうちハイテク農業を実施しているのはたったの51haで、全体の0.02％程度だ。   　第14回Son La省党委員会の傾斜地作物の再構築に関する決議の実施から10年、同省の傾斜地における果樹栽培によって、その様子は大きく変わっている。同省農業農村開発局のCam Thi Phong副局長はこの10年を振り返って、省が施行した決議...

　ホアン農業農村開発大臣、伊藤駐ベトナム日本国特命全権大使、菅野JICAベトナム事務所長らが立ち会う中、第３回越日農業技術ワークショップがハノイで開催された。同ワークショップでは、越日のパートナーシップを深める5つの覚書が締結された他、農産物の輸出基準やベトナムで活用できる農業技術などの紹介に加え、11社の展示ブースでの商談も行われた。 　同ワークショップは、日本の農業技術を効率的・効...

　国家農業普及センターは11月22日、AEON TOPVALU Viet Namと、「サプライチェーンを繋ぎ、市場に対応すること」をテーマにしたセミナーを開催し、両者は協力覚書に署名した。今回のセミナーは、ベトナムの企業、合作社、農家が日本の農業専門家にアプローチする機会になっただけでなく、日本とベトナムの協力関係をさらに強化し、高みへと登る大きな一歩になった。   　セミナーに出席した...

　農業農村開発省Le Minh Hoan大臣は11月22日、世界銀行アジア太平洋地域担当副総裁Manuela V. Ferro氏と面会した。   　Ferro副総裁は、世界銀行（WB）がベトナムメコンデルタ地方で支援している数々のプロジェクトについて高く評価、稲作及びその他農業製品の生産における生産効率の改善、節水などで良好な結果を残していることも高く評価した。副総裁は、ベトナムが進める...

　農業農村開発省水産局は11月20日ハノイ市で、国際自然保護連合（IUCN）と協力して、20204年水産部門の環境保護会議を開催した。この会議に合わせて、11月19日から21日にかけて、水産部門の生態系、環境保護における各地域の管理機関の役割、責任、能力の向上を目的とした訓練クラスの開講や技術セミナーも開催された。   　ベトナム政府は現在、水産業の持続可能な発展に向けて、関連する数々の...

　世間では、肥料に5％の付加価値税が課税されれば、肥料価格は上昇し、農家の大きな負担になると騒がれている。しかし、その懸念に対して、専門家たちは具体的な分析結果を提供し、根拠のない話を鵜呑みにしないよう呼びかけている。   　分析によると、肥料に5％の付加価値税を適用することで、国産肥料の生産コストは減少し、その結果肥料価格を下げられる余地が生まれることがわかっている。国産肥料の値下がり...

　世界銀行（WB）アジア・太平洋地域担当副総裁のManuela V. Ferro氏が、カントー市Thot Not区のNew Green Farm合作社を視察した。   　Ferro副総裁は、同地の低排出高品質米生産モデルが実施されている現地を訪れ、同合作社が稲藁を再利用する有機肥料生産技術などについてもレクチャーを受けた。また、同合作社やその他企業に関係する農家との交流も実施し、同地にお...

　2024年持続可能な貧困削減国家目標プログラムによって、肥料や技術的な支援を受けた農家が実施した釈迦頭栽培で、利益が倍増したことがわかった。   　Thai Nguyen省Dong Hy県に属するQuang Son村は、同プログラムを実施、貧困農家に対して釈迦頭、お茶、穀物栽培に必要な種や肥料などを農家に支援した。支援総額は5億9,300万ドン（約355万円）。支援を受けた農家は、支援...

　Son La省青果研究センターは、省人民委員会の承認を受け、国連食糧農業機関（FAO）を通して韓国政府が資金提供をする「将来の世代のためのスマート農業プロジェクト」を実施している。開始から3年が経ち、プロジェクトは持続可能な農業生態系の構築に成功、参画している34の農家がその恩恵を受けられている。プロジェクトを通して、Moc Chauの農家たちは、有機青果生産におけるテクノロジーの使用...

　ハノイ市人民委員会はこのたび、ハノイ市人民評議会に対して、台風3号及び2024年水害によって影響を受けた作物、畜産動物に対する生産回復支援決議の施行に関する陳述書を提出した。   　同人民委員会によると、台風3号とその後の水害は、市の農業生産に大きな被害を引き起こしたと評価している。台風通過後、市は被害を受けた農家に対して、環境処理、作物・飼育動物管理など、様々な支援策を実施してきてい...