国家農業普及センターは4月25日、Hai Duong省で、同省農業環境局と「Hong川地域における水産養殖の生産性改善」に関するセミナーを開催した。Hong川デルタには、水産養殖発展の大きな潜在性があると言われており、丈夫で質の高い稚魚を仕入れることができれば、この強みを発揮することができるという。   　Hong川デルタには、多様な自然環境があり、様々な水産養殖モデルを発展させること...

　メコンデルタ地方で実施されている「100万haの高品質米プロジェクト」に参画することで、農家の利益が1,000万ドン増加する可能性があることが分かった。   　Tien Giang省農業環境局のTran Hoang Nhat Nam副局長は、同省では現在、人民委員会が施行した2030年までのプロジェクト実施計画を受けて、組織、個人の参画を促し、フェーズごとのロードマップを作成し、プロジ...

　直近の10年、米国はベトナムカシューナッツ部門における最大の輸出市場で、農業部門全体の輸出額の25〜27％を占めていた。しかし今年第1四半期、米国へのカシューナッツ輸出が前年同期比で14.5％も減少している。   　財務省税関局の統計によると、今年第1四半期、ベトナムの加工カシューナッツの輸出量は12万2,170トン、輸出額は8億3,906万ドンとなり、前年同期比で輸出量は19％減少し...

　メコンデルタ地方稲作センターは4月24日、Binh Dien肥料社は、国際稲研究センター（IRRI）、ベトナム米産業協会（VIETRISA）と協力して、「田畑の稲藁分解法の発展、土地の健康促進、稲作における温室効果ガス排出量削減プロジェクト」を始動した。   　メコンデルタ地方は、ベトナムだけでなく世界の食糧安全保障を支える非常に重要なベトナム最大の穀倉地帯だ。一方で、大規模な稲作を進...

　ベトナム水産協会は4月23日、日本の牡蠣出荷量トップクラスのクニヒロ株式会社（広島）の本社で、同社との協力覚書に署名、ベトナムと日本の水産協力における重要な第一歩を進めた。   　覚書によると、双方は今後、日本の基準に基づいたベトナム産牡蠣製品バリューチェーンの発展、国内外の市場への供給を目指す戦略的協力を進める。日本側は、輸出基準に基づいて産地の環境や生産技術の向上を図り、生産品種の...

　農林水産品の保管・加工及び農業の機械化分野における研究、教育、技術移転、製品の商品化能力の向上を目的に、農業機械電気・収穫後技術研究センター（VIAEP）は、ベトナム食料科学技術協会（VAFoST）とベトナム農業機械協会（VSAGE）とともに9月12日、ハノイ市で2025年全国テクノロジー会議を開催することを発表した。   　同会議は、研究界、政策策定者及び企業が連携する糸口を見つけ、...

　Quang Tri省人民委員会はDabaco Viet Namグループが計画する「Dabaco Quang Tri 技術を応用した種豚及び食用豚生産プロジェクト」を承認した。投資総額は9,480億ドン（56億7,664万円）。同プロジェクトの総面積は63.65haで、設計上では、1回の出荷サイクルあたり原種豚1,200頭、繁殖豚5,000頭、食用豚8万頭が飼育可能。品質の高い種豚と食肉...

　ハノイ市の稲作面積は現在、9万7,000haに上るが、毎年、稲作と養殖の混合農業を含むその他の農作物への生産シフトが急速に進んでいる。   　同市農業環境局によると、2021年から2024年までに稲作からその他の農作物への生産シフトが行われた面積は3,334haに上ると見込まれている。このうち1,052haが単年作物、1,358haが多年生作物、923haが稲作と水産養殖の混合農業用地...

　「なぜ世界各国は、100万haの高品質・低排出米生産プロジェクトを実施する予定がないのか？」   　ベトナム米産業協会のBui Ba Bong会長はこの問いに対して、ベトナムには、稲作国家のほとんどが持っていない広大な灌漑システムがあり、これこそが同プロジェクトを実現するための重要な役割を果たしていると解説した。国と民間が協力して構築してきた灌漑システムは、同プロジェクトの85％をカバ...

　4月15日から17日にかけてハノイで開催されているP4Gサミットの枠組みの中で、ベトナム外務省Nguyen Minh Hang副大臣は、国連食糧農業機関の経済専門家Maximo Torero氏と面談した。   　Torero氏は、ベトナム農業食糧部門が自給自足の目標を達成するとともに、世界の食糧安全保障に大きく貢献する食糧強国になっていると述べた。中でも、メコンデルタ地方で実施されてい...