ベトナム農業 カーボンクレジット制度、ベトナム農業に大きなチャンス (868文字) 2024年01月17日 2024年01月17日 ベトナムは現在、カーボンクレジットの供給面で高い潜在力を持っていると言われている。試算では、農業部門が達成可能なカーボンクレジットは、毎年5,700万クレジットに上ると言われており、5,700万トンのCO2吸収量に相当する。 カーボンクレジットは取引可能な証明書であり、ある量のCO2またはその他温室効果ガス相当量に換算され、それらを排出する権利があることを表している。1クレジット...
ベトナム農業 生花、観葉植物の2023年の成果、45兆ドン達成の見込み (293文字) 2024年01月17日 2024年01月17日 2023年の生花、観葉植物全体の生産価値が45兆ドン(約2,678億円)に上ると見込まれている。ここ数年、生花輸出は急激な成長を見せており、2020年の輸出額は4,870万ドル、2021年は6,180万ドル、2022年は6,700万ドル、2023年は8,000万ドルに肉薄する勢いだ。 2023年のベトナムの生花栽培面積は3万6,000haに達していると見込まれ、前年比で2,000...
ベトナム農業 日本農産品輸出部門、ベトナムへの果物輸出を促進 (618文字) 2024年01月17日 2024年01月17日 日本青果物輸出促進協議会(J-FEC)は1月17日、JFOODO及びベトナム農林水産・食品輸出支援プラットフォームと協力し、ホーチミン市で日本産果物の味と品質を紹介するイベントを開催した。 日本側は現在、ベトナムへの輸出を求める数々の果物を有している。しかし、現時点では、梨、温州ミカン、リンゴの3品目がベトナムへの輸出が正式に許可されているだけだ。これら日本産の果物は、主に高価な...
ベトナム農業 農業機械・設備生産企業にとって潜在性の高いベトナム農業部門 (1,027文字) 2024年01月16日 2024年01月16日 ベトナム農業は、2030年までの足並みを揃えた農業の機械化において、植物栽培部門は70%、畜産部門は60%、水産部門は90%、漁業部門は95%、塩生産業は90%、林業は50%などの目標を定めた。 農業農村開発省農業機械研究所は今年1月15日、在ベトナムイタリア大使館と「ベトナムにおける農業と農業機械化」に関するオンラインセミナーを共催した。そのなかで、Phung Duc Tien...
ベトナム農業 メコンデルタ地方、低炭素稲作へのシフトで20万ha以上を支援 (821文字) 2024年01月16日 2024年01月16日 オランダ開発機構(SNV)は1月16日、カントー市で「メコンデルタ地方における持続可能性の発展と気候変動に対応した米のバリューチェーン変革プロジェクト(TRVCプロジェクト)」に関するセミナーを開催した。 同プロジェクトは、An Giang、Dong Thap、Kien Giang各省で活動する合作社、農家の関連企業10社に対して経済的支援を実施、2027年までに20万ha以上の...
ベトナム農業 農業農村開発省畜産センター、2023年の科学技術関連業務を総括 (330文字) 2024年01月16日 2024年01月16日 農業農村開発省畜産センターは1月16日、2023年総括と2024年の計画に関する会議を開催した。 同センターは2023年、科学技術部門で166のプロジェクトを実施し、このうち11件が国家レベル、48件が省レベル、33件がセンター全体で部署ごとに取り組む通常プロジェクトとなっており、11件が国際協力プロジェクトだった。 これらプロジェクトのなかで、各畜産動物の新たな品種を作り...
ベトナム農業 Ca Mau省、エビ部門のエコシステム活用に重点 (484文字) 2024年01月15日 2024年01月15日 Ca Mau省エビ輸出部門は2023年、輸出額12億ドルを達成し、省をはじめ、全国の水産部門の成長にも大きく貢献した。 同省人民委員会Huynh Quoc Viet委員長は、同省の水産品生産量が毎年60万トンに上り、このうちエビの生産量が25万トン(全国生産料の22%)に上り、現在は世界60の国と地域に輸出されていることを挙げ、エビ養殖が同省とは切っても切れない産業になっているこ...
ベトナム農業 政府首相、干ばつ、水不足、塩害への対応を指示 (489文字) 2024年01月15日 2024年01月15日 Pham Minh Chinh首相は1月15日、干ばつ、水不足、塩害の危機への主体的な対応に関する公電第04/CD-TTg号に署名した。 公電には、気候変動、エルニーニョ現象の影響によって、天候や災害のリスクが高まっていることが明確に記されており、特にメコンデルタ地方の海水侵入による被害が顕著になってきていることも指摘されている。 国家水門気象予報センターは、2023年から...
ベトナム農業 Quang Binh省、初のドローンによる播種と施肥の実施 (462文字) 2024年01月15日 2024年01月15日 Quang Binh省農業・漁業普及センターは、Song Gianhグループと協力して、22haの農地で、ドローンを使用した範種、施肥作業を実施した。同省で実施されたドローン範種は今回の取り組みが初めての試みとなった。 今回導入されたドローンは、範種・施肥・農薬散布の3役をこなす。ドローンの使用によって、範種作業がスムーズに進んだだけでなく、これまで使用していた範種量も、田んぼ1...
ベトナム農業 お茶輸出が減退、消費減少と加工技術の不足が原因か (1,010文字) 2024年01月11日 2024年01月11日 2023年のお茶輸出は、前年比で11%近く減少した。これは、輸出市場におけるお茶消費量の減少以外に、国内茶葉生産業における品質向上、加工技術向上に向けた投資の遅れ、新製品の研究開発の少なさなど、様々な原因があると指摘されている。 税関総局のデータによると、2023年のお茶輸出量は12万1,000トン、輸出額は2億1,100万ドルとなり、前年比でそれぞれ16.9%、10.9%減少し...