肥料生産におけるハイテクの導入は今や必要不可欠なものになっており、農産品の価値向上はもちろん、ベトナム農業の持続可能性の上昇にも大きく貢献している。 肥料生産大手のPhan bon Ca Mau社は十数年前、肥料の供給とベトナムの食料安全を使命に掲げ、肥料生産へのハイテク導入を進めてきた。開発開始から現在までに、同社は唯一の国内生産粒状肥料の開発に成功し、ベトナム農業の発展に寄与...
2024年春期にDak Lak省で実施されている温室効果ガス削減稲作モデルでは、生産コスト10~15%減少、生産量30%増を実現し、さらに施水量は50%もの節約に成功したことがわかった。 Dak Lak省の稲作面積は、ベトナム中部地方で2番目の広さを誇る。長らく伝統的生産法に基づいた稲作が一般的だったが、昨年冬春期から温室効果ガス削減モデルを導入、今回その効果を目の当たりにした。 ...
農業農村開発省 Le Minh Hoan大臣は5月13日、10か国の農業関連団体の代表者との会議を開催した。会議では、この先のベトナム農業部門の発展の焦点は、包括的な変革、グリーン開発、低排出の促進が挙げられた。これらを進めるために、ベトナムは現在、経験豊富な各国からの技術、人材の支援を必要としている。 ベトナムの農産品は、農作物、畜産品、水産品と多様だ。各部門は昨今、生産量と品質...