ホーチミン市は7月30日、「グリーン農業発展の投資誘致」にフォーラムを開催した。   　農業技術移転研究センターのNgo Xuan Chinh所長はフォーラムで、持続可能な農業発展には、テクノロジーの応用が重要な役割を果たすと強調した。同氏はまた、日本を例に挙げ、GDPに占める割合がたった1％の日本の農業部門に対して、日本政府は農業支援のために500億ドルの予算を計上し、農業の発展を進...

　国際基準を満たした感染症安全畜産チェーンとエリアの構築は、ベトナム農業農村開発部門が重要視してきた課題であり、農業農村開発省は、獣医部門全体及び獣医局の今年上半期の取り組みについて非常に高く評価している。   　獣医局は今年上半期、動物感染症予防に迅速かつ的確に取り組み、家畜や動物製品の密輸の取り締まりも強化してきた。同時に、各種国家プログラムや計画を効果的に展開し、安全畜産部門の発展...

　Quang Nam省では、長く伝統的にイカ（赤イカの一種）漁が行われている。同省Nui Thanh県農業農村開発室の統計によると、現在イカ漁に従事している船舶の数は80隻、年間漁獲量は2万トンに上る。   　ここで収穫されたイカのほとんどが、冷凍または乾燥処理前に漁師の手作業によって初期加工が施されている。この工程には多くの時間がかかってしまうため、乾燥に回すイカの品質に大きく影響し、...

　ハイテク農業は優先されるべき分野として認められ、ハイテク農業への投資家は数々の優遇措置を受けることができる。しかし、先ほど開催された農業フォーラム2024において、農業農村開発銀行信用政策委員会Le Van Tuan副委員長は、ハイテク農業に対する融資の過程で、依然として様々な障壁が存在していると指摘した。   　銀行の融資が上手くいかない要因には、▽農地における財産所有権証明書の発行...

　ベトナムには現在、ハイテク農業企業と呼べる企業が50社、ハイテク応用企業と呼べる企業数が300社に満たない程度存在する。一方で、自社の農業にハイテクを導入する力のある企業は中、大企業に限られており、ハイテク農業の発展に制限があると言わざるを得ない。   　ハイテク農業企業協会Dang Kim Son常任副委員長によると、ベトナムにおける農林水産業の主力戦力は約1,000万戸の小規模農家...

　北部Lao Cai省農業農村開発局によると、同省は2023年、バナナ農園1か所、中国市場への輸出基準を満たした農産品包装施設2か所の計3か所の原産地コードを新たに発行した。これによって、原産地コードが発行された農園は16か所に、包装施設は11か所に増加した。16農園のうち、15か所が中国輸出向け、1か所がヨーロッパ、米国、台湾、日本市場輸出のための原産地コードを取得している。   　同...

　農業農村開発省Phung Duc Tien副大臣は、需要が高まる年末市場への供給のために、家畜の再編成を実施するのが相応しいだろうと述べた。副大臣によると、2024年上半期の養豚数は3％以上増加し、総数は2,860万頭になったものの、アフリカ豚コレラ等の影響でベトナム養豚業は大きな被害を受けた。年末からテト（旧正月）に向けて豚肉の需要が増加することから、今、年末需要に向けた家畜の再編成...

　農業農村開発省は7月22日から23日にかけて、学生誘致、企業との協力、農村労働者の訓練に関する農業部門の指導者、職員研修会を開催した。   　ある農業関連幹部によると、農業に従事する労働者数は1990年代の70％近くから2021年には30％未満まで急速に減少している。今も毎年1％の割合で減少を続けており、これは毎年約50万人の労働者が農業部門から離脱していることを意味する。   　さら...

　ベトナム農業大学は7月20日、国のデジタル化、都市化、気候変動対策における農村経済と農業の持続可能な発展をテーマにした各種研究に関する国家セミナーを開催した。   　ベトナム農業大学Pham Van Cuong氏はセミナーで、これまでの各種テーマに基づいた研究によって、農業、農村経済の発展、農家の生活の質の向上などに関する新しい研究が進められ、結果を残してきたとこの取り組みを高く評価し...

　農業農村開発省植物保護局は7月19日、カントー市農業農村開発局とベトナム農薬生産協会と協力し、安全で効果的な農薬使用における協力プログラムを立ち上げた。   　同プログラムは、▽安全で効果的な農薬使用に関する資料の作成及び訓練、▽各モデルの構築、▽安全で効果的で責任のある農薬使用に関する農民向けの試験の実施、▽同プログラムの宣伝・普及、▽プログラムの効果に関する調査の5つの項目を中心に...