新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)が広まるなかで3月12日、農業生産促進に関する会議が開かれた。 農業農村開発省Nguyen Van Viet計画局長によると、ドラゴンフルーツ、ランブータン、オレンジといった主力果実が現在収穫中で、ライチ、竜眼、マンゴーなど花をつける時期にある果実の開花・結実率は約95%に達している。 水産分野も高い成長を維持し、今年2か月の水産生産量は102万ト...
ベトナム農業の記事一覧
国際協力機構(JICA)と日本貿易振興機構(JETRO)は3月12日、Ben Tre省の経済開発支援のための3者協力に関する覚書を締結した。 気候変動に対応する農業バリューチェーンの構築、投資環境の改善および日本企業を中心とするBen Tre省への高質な投資の促進、農業開発と投資促進のためのJICAとJETROのプログラム範囲内での文化交流および日本語育成を通じた人材開発の3分野で協力...
農業農村開発省獣医局は3月8日、ロシアの動植物検疫機関から正式にベトナムからロシアへの鶏肉加工製品の輸出を許可する文書を受け取った。 C.Pベトナム社(ハノイ市Chuong My県にある鶏肉加工工場の支店)は、ロシア動植物検疫機関からロシア市場への鶏肉加工製品の輸出許可書を認可された初めての企業となる。 これは、ロシア当局と交渉し、企業に案内し、輸出登録書類を準備してきた獣医局のこれ...
Ninh Thuan省の農業農村開発局のDang Kim Cuong副局長は、2019~2020年冬春作の収穫期には、農業用水の不足により8,000ヘクタール近くの水田と短期作物の生産を停止しなければならないと述べた。 Cuong副局長は、「もし雨が降らなければ、まもなく始まる夏秋作に、更に広い地域で農業生産を中止することになるでしょう」と述べた。 また、2020年3月に同省の農業部...
多くの水産物の輸出が低迷するなかイカとタコは堅調だ。 ベトナム水産輸出加工協会(VASEP)によると、イカとタコの輸出先はアメリカ市場が6番目に大きく総輸出高の2.5%を占めている。同国への輸出は増加傾向にあり今年1月のイカとタコの対米輸出は22.4%増加し154万ドルに達した。アメリカはベトナム産のイカ・タコの輸入は第9位で市場の3.5%を占めている。 現在アメリカに輸出されている...
農業農村開発省のスポークスマンであるNguyen Do Anh Tuan氏は、ベトナムが米国の生産者と18件の契約に署名し、今後2~3年の間に30億ドル相当の各種農産物を購入すると発表した。 この契約でベトナムは、10万頭の牛、300万トンの小麦と大麦、家畜飼料、果物、トウモロコシ、大豆を、8億ドルで購入する予定だという。 毎年ベトナムは家畜飼料を生産するため、膨大な量の原料を必要と...
ベトナム税関の統計によると、2020年1月のマグロの輸出は芳しくなく、輸出額は4,000万ドルに留まり、前年同期比31%減少した。 1月の輸出額8位にペルーが入り279%増で、それ以外の主な輸出国のほとんどは輸出額が減少した。 特に中国向けの輸出は、2019年半ばから今年初めにかけて減少が続いており、主要輸出国トップ8から姿を消した。 今年はマグロの輸出国も昨年の65から55国へと...
Nghe An省人民委員会は3月4日、JICAベトナム事務所とJETROハノイ事務所と会談し、農業農村開発・投資促進・グローバル人材育成の3分野で連携協力することを確認した。 JICAの代表は今後2年間でNghe An省における農産物のバリューチェーン構築を実現するため専門家を派遣する予定であることを明らかにした。現在、JICAは同省北部の灌漑システム復元・改修プロジェクトを実施してお...
3月1日、ダラット特産の農産品を扱う業者が集まるダラット市場の10のブースで、トレーサビリティのためのQRコードの利用が始まった。購入客がQRコードを読み取ることで、それがダラットの特産品であると解る仕組みだ。 ダラット市人民委員会経済室によると、QRコードスタンプの貼付は、一部の業者を対象に試験的に実施しているもので、アーティチョーク茶や果汁、干し柿などの特産品を商う各ブースにスタン...
在ホーチミン市日本国総領事館は、先日行われた非営利組織のプロジェクトに対する日本からの無償援助の署名式で、有機農業開発プロジェクトの実現と環境保護に携わる小規模農家の生計を改善することを目的とし、日本の特定非営利活動法人Seed to Tableに対し、12万4,721ドルを支援した。 このプロジェクトはDong Thap省で実施され、環境保護と地域の経済発展、特に有機農業の発展を通じて...