商工業省輸出入局によると、2020年3月30日時点で北部国境では、輸出車両1,175台分の滞貨が生じている。 うちLang Son省で1,086台分が滞留しており、積み荷は主にドラゴンフルーツ、スイカ、バナナ、マンゴー、ジャックフルーツなどだ。 ベトナムで新型コロナウイルス感染症の状況が深刻化しつつあるなか、中国はベトナムからのヒトや運送車両の出入りの管理を厳格化した。 先日、La...
ベトナム農業の記事一覧
欧州議会(EU)は、ベトナムとの自由貿易協定(EVFTA)を承認した。 これについてベトナム外務省は、新型コロナウイルス感染症が拡大するなかでの承認は、EUがベトナムとの関係を重視していることを示すものだと談話を発表した。 EVFTAは、今年第3四半期に開催予定のベトナム国会で批准されれば運用が始まり、双方の経済に大きな利益をもたらすと期待されている。 (Tuoi Tre 4月1日...
新型コロナ(武漢ウイルス)がダラットの花卉栽培に大打撃を与えている。 生花の輸出は停滞し、国内消費も急落しており、ダラットの花卉栽培面積は3月8日以降、大きく減少している。 Lam Dong省農業農村開発局によると、同省の花卉栽培総面積の少なくとも30%にあたる675ヘクタールが消失してしまったという。 ベトナム国内市場は、ダラット花卉栽培農園の生産量の90%を消費する主要...
農業農村開発省は、2020年のコメ・野菜の生産計画と消費ニーズに関するレポートを発表した。これによると、2020年のコメ生産計画は4,350万トンに達すると予測されている。 ≪コメ≫ 農業農村開発省では国内用のコメ需要は2,996万トンになると推定しており、このうち国民の消費は1,426万トン(9,600万人で、927万トン相当、年間1人あたり年間96.6キロ)で、残りは加工や飼料、播...
税関総局のMai Xuan Thanh副局長は、各市省の税務局、情報技術・税関統計局、リスク管理局、コメ輸出に関する密輸防止調査局に対し、緊急文書を送付した。 これによると、新型コロナの影響に関連した食糧安全保障に関する政府常任会議でのNguyen Xuan Phuc首相の指示を実施するため、ベトナム税関総局は、以下の任務を要求した。 ▽各市省の税関局に対し、3月24日0時から輸出用...
税関総局の統計によると、年初2か月における日越間の総輸出入額は62億ドルに達し、前年同期比8.6%増加した。このうち半分はベトナムから日本への輸出で、6%増加した。 『農産物・水産物』グループの輸出額は2億4,830億ドルとなり、前年同期比4.7%増加した。このうち▽野菜・果物は25%増の2,110万ドルで最も大きな増加となった。これは、日本がベトナムの農産物を好む傾向がますます高まって...
ベトナムは今年年初2か月間に、92万8,000トンのコメを輸出し、輸出額は4億3,000万ドルを超え、前年同期比31.7%増加した。 コメの主な輸出先は、フィリピン、イラク、マレーシア、アフリカ諸国で、輸出額増加の理由は、インドとタイで干ばつや新型肺炎の拡大により、供給不足を恐れて一部の国が買い急いでいるためだという。 コメの輸出価格が高くなる一方で、国内ニーズも高まっている。 『...
農業農村開発省によると、年初2か月の農林水産業の総輸出額は53億4,000万ドルで、前年同期比2.8%減少した。 ベトナムの農林水産物の輸出先は具体的に、中国(市場シェア38.8%、輸出額15.3%減)、アメリカ(シェア23.8%、輸出額15.8%増)、EU(シェア12.2%、輸出額11.7%減)、アセアン(シェア9.7%、輸出額0.3%減)、日本(シェア8.2%、輸出額7.1%減)、...
日本政府とメコン川委員会(MRC)の代表者は3月13日、ラオスの首都ビエンチャンで、『メコン川下流での洪水と干ばつ管理プロジェクト』の署名式を行った。 これは、日本政府からMRCへの390万ドルの無償援助プロジェクトで、MRCによるメコン川下流の干ばつと洪水を監視・予測する能力強化を支援するもの。 この支援金は、2020~2023年の4年間に割当てられ、カンボジアの首都プノンペンにあ...
開発途上国の温室効果ガス排出抑制・削減と気候変動による影響への対応を実施するための努力を支援する国際基金「緑の気候基金」(Green Climate Fund :GCF)は、3月11日にスイス・ジュネーブで開いた会議で、「ベトナムTay Nguyenおよび南中部沿岸地域における気候変動による水源の安全が失われる状況に対する小規模農業生産の対応能力強化プロジェクト」(Strengthen...